零號琴
いま2章
漢字ネーミングがあるタイプの異惑星SFだね〜
ラノベに近いけど、拗らせてる漢字の程度が易しいので程よさがある
零號琴
付けた仮面が星の過去の出来事を見せる假劇(かげき)っていうイベントで、上演される演目が6足の化け物になった将軍(男)を仕留める愛人の副官(男)の話で、相変わらず自分の好みを見つけ出す己の嗅覚の良さに感心しちゃうな…
倒す直前にかつての相手からの愛撫を思い出す描写、いいですね…
零號琴
「苦蓮(副官)の舌は那貪(将軍)の腋窩や鳩尾の苦さを覚えている。」
ウワーッッ激アツ文章だ!!!!
というかこの假劇とやら、民衆が仮面のチカラで当時の人物の感情を共有できるらしく なんていうか、この世界の歴史で萌えるジャンル民がいたら悶え死んでしまうのではないか
書籍化校正に7年かかったと書いてあって、語彙の量が半端なかったので納得した 読みやすいか、というと視座からはまた別だけど