研究者が「これ寄生虫じゃなかったら、特別天然記念物だぞ!!」って興奮してるところと、寄生虫だからということで容赦なく駆除されてるところと、そもそもこの島に特異的にこの寄生虫がいた理由は、ずっと昔に東南アジアの方に漂流したり漂流されてきたり人から貰ったのかもしれないってところと、こんなに懸命に調査・殲滅したのに「島が不便すぎる」って理由で島民があっさり全員離島したってところが、とても人間・人類という感じで、めちゃくちゃいい。
Wikipedia文学の最高峰と言われて久しい「八丈小島のマレー状糸虫症」だけど、本当に一読の価値がある。