昨日は布団でゴロゴロしながら、小2に生理の仕組み・・・というか生理の存在について伝えることに成功して嬉しい。
私がこどもの頃、生理とは「秘伝の伝承」で、学校では男子が外に出されてヒソヒソと教えられ、家庭では母親がオドオドと「こんなこと話していいのかしら」みたいな感じに言ってきて、思春期にとてつもなく嫌な思い出だった。非常に恥ずかしい状態、絶対に隠し通さねばならない恥を抱えてしまったのだと思った。
大人になって、フェミニズムを学んだりこどもの教育のための本を通して、「いやそんなことねーよ普通に話せ」という風潮を知ってホッとした。あと民俗学をかじって、妙に生理に忌がありすぎて逆に笑ったりして。政治的に誰かを差別すると都合のいい奴らが作るナラティブの作りをしている。
小2は「血が出るのやだなー」と言っていた。だよねー。今は色々アイテムで痛いのとか抑えられるから、トイレで血が出たら教えな、と伝えといた。たったそれだけのことだ。
@kon_nakayama 『あかちゃんはどうやってできるの?』(著者 : コーリー・シルヴァーバーグ フィオナ・スミス、たちあすか、岩波書店 、2023年6月17日発売)という絵本があります。小さな子にはおすすめできると思います。
https://www.iwanami.co.jp/book/b625908.html
@kon_nakayama あ、後、うちの娘もそうなんだけど、生理痛を我慢させないでほしいと。子宮内膜症を引き起こす可能性も指摘されています。
https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp/introduction/3105/3106/21199.html
@heping
あら、可愛い絵本!ありがとうございますー
調べてみますね!
@kon_nakayama 僕はこの記事でこの本を知りました。
@heping
これは素敵ですね!
カラーリングも素敵だし、読んでみたいと思います〜
批評理論にはフェミニズム批評、という型があって、西洋文学理論が長年じっくりコトコト熟成した「男は人間、女は人外」というとんでもねー【正史】に、「そんなアタマで人間を描けると思ってんのか」と問い詰めるやつなんだけど。
生理は、女を人外の扱いにするのにいちばん便利だったんだと思うんだよね。股から血が出るとは妖怪とはまこと面白いものよなホホホ、みたいな。
文学理論は自己批判を繰り返して、クィア理論にまで到達している。男女二項対立でいーわけねーだろ、という。このへん、やっぱり今んとこ欧米の学問に乗るしかないなあと思う所以。強いなあ欧米は。