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日経新聞は私が学生時分、「さあこれから就職活動をやるぞ、という人たちは日経を読んでおくべし」というのが教科書的だったけど、今はどうなんだろう。あの『風呂無し物件を好む若者』という記事もそうだけど、私は『““ホワイト””企業すぎて辞める若者』の記事が本当に引っかかってる。

(最初から脱線だけど、この『誰も傷つけない/搾取しない/尊重する』ことを““ホワイト””と呼称し、『傷つける/搾取する/尊重しない』ことを““ブラック””と呼称するの、報道が率先して辞めるべきところだと思うし、わざわざその言い方をしなくても普通に表せるのに、どうして““あえて””その表現を選択するんだろう。報道が。
本当に意識が日本国内で完結してしまってるし、日本には““ひとつの種類の日本人””しかいないという前提を臆面もなく共有しようとしてくる……)

nikkei.com/article/DGXZQOUD286

んーーー脱線が本線になってしまう……今回の日経記事は「劣悪環境でもガンガン働くことを若者に““美徳””として刷り込みたいけれど、適切な言葉で書いたら意味がわからなくなるから誤用覚悟でその表現を使った」って言われても信じてしまうかも(日経は前にも普通に““ホワイト””を使ってるのでそんな意図はないと思いますが)(それはそれでがっくり)。
だって、この記事が示している「ホワイト」って「労働環境が労働者を守る形になっていて、あらゆるハラスメントに対する対策が考えられており、それに関する研修も充実していて、昇給・昇進の基準が明確であり、定期的な仕事に関するヒアリングが行われ、上司の立場の人間も教育・ヒアリングを受ける機会が与えられている」、っていうことではまっっっっっったくないもん。ただ「ゆるい」を「ホワイト」と表現してる。

この時点でめちゃくちゃだと思う。

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