人が陰謀論を信じるにいたる理由、それがもたらす弊害は様々であろうし、記事にあるような「政治への関心と、正しさ(=正義の信念)への固執」ゆえ陰謀論につけいれられる、というのも当て外れの分析ではないと思う。わたしはある種の陰謀論は差別、憎悪感情に起因すると考えているが、それのみで陰謀論を説明できるわけではなかろう。
ただ、能登半島地震にまつわるSNS上で広まったデマを分析した先日の記事(https://www.asahi.com/sp/articles/ASS2Q3H55S2HUTIL02H.html)でも外国人への差別感情は見落とされていると感じた。なぜ注意すべきものとして「外国人窃盗団」なるものが出てきたか、一笑に付されず信じられたかといえば、差別を抜きにして語れまい。この社会では差別の危険性は見落とされているのではないか。
あともうひとつ。過去の投稿を遡っていたら、文章が途中で切れていることに気がついた。なぜに。