愚痴
行為や発言の意図を勘違いして、いきなり目の前の状況と矛盾している前提条件の話をふっかけてくる人が苦手だ。確実に話が斜め下の方向に飛ぶ。本来は変な文脈で話しだしている相手の側が、自身の持ち込んだその話の前提が正しいのかどうか最初に確認を取ってから意見すべきなのだが、このような人はそれをしない。こちらからしてみれば状況と話の文脈からして真意が明白だと思っていたのに、相手が唐突に謎の文脈を生やしていきなり違う話をし始めるから、寝耳に水となる。相手の状況認識にどのような誤りがあるのか、ごく当たり前(であるはず)のことについて本当に合意できているのかをこちらから一つ一つ確認していく必要が出てきてしまう。こうしたすりあわせを行った結果こちらの認識が間違っていたケースは今までに一度もない。
これは話についていけていない他者の基礎的な言語運用能力のバグの尻拭いをしているのであって、苦痛が伴う作業になる。こちらの言葉が足りなかったことならあったかもしれないが、どこまでが「言うまでもないこと」なのかが聞き手の能力次第で変わるので常に誤解が起きないようにするのは難しい。いちいちそこまで注意を払う気力が残されていない時に起こることも多い。
愚痴
でも場を荒らす層が湧くのをいつまでも放置していると、私が何かを言う度に曲解して否定的な反応を返さなければ気が済まないような人力botが発生して粘着してくるようになるのでだめです。しかし少人数のコミュニティにその程度の人が紛れ込んでいる時はどうすればいいのよ、ねぇ?
リアルでも、正しく他者と「対話」をする、あるいは対話が成立させられるように仕向けるという比較的高等なスキルを習得している日本人に遭遇する頻度があまり高くないわけだが、このようなネットの場では尚更成立させるのが難しくなるな。はぁ…