愚痴
行為や発言の意図を勘違いして、いきなり目の前の状況と矛盾している前提条件の話をふっかけてくる人が苦手だ。確実に話が斜め下の方向に飛ぶ。本来は変な文脈で話しだしている相手の側が、自身の持ち込んだその話の前提が正しいのかどうか最初に確認を取ってから意見すべきなのだが、このような人はそれをしない。こちらからしてみれば状況と話の文脈からして真意が明白だと思っていたのに、相手が唐突に謎の文脈を生やしていきなり違う話をし始めるから、寝耳に水となる。相手の状況認識にどのような誤りがあるのか、ごく当たり前(であるはず)のことについて本当に合意できているのかをこちらから一つ一つ確認していく必要が出てきてしまう。こうしたすりあわせを行った結果こちらの認識が間違っていたケースは今までに一度もない。
これは話についていけていない他者の基礎的な言語運用能力のバグの尻拭いをしているのであって、苦痛が伴う作業になる。こちらの言葉が足りなかったことならあったかもしれないが、どこまでが「言うまでもないこと」なのかが聞き手の能力次第で変わるので常に誤解が起きないようにするのは難しい。いちいちそこまで注意を払う気力が残されていない時に起こることも多い。
愚痴
対面ならともかく、ネットのような不特定多数の人がいる場では、書かれている日本語すらろくに読まないような層が独りでに騒ぎ出して明後日の言いがかりをつけ、捨て台詞を遺して去っていく事案が発生することがあり、ストレスが溜まる。とても迷惑です。「誰かが言ってたから」じゃないのよ。外野の分際で、わざわざ全体の文脈を説明してあげようとしている人のエネルギーを奪い去っていこうとする彼ら無敵の人々はもう救いようがないです。相手と、そのすじでもないのに後から話に加わってきた有象無象のスタンス次第でかみ合う話もかみ合わなくなります。
私が被害に遭うことが多いが、こういうのはそもそもネット上ではよく見かける光景である。しょうもないしみっともない。一人残らずあたまわるそうに見える。そういう状況になってしまうとそいつらの妄想上の事件の《犯人》に仕立て上げられてしまっている私も含めてな。それこそどこにでもいるめんどうくさい人々。間違えた聞き手と荒らしに都合のいい世界。しょうがないよなみんな赤ちゃんなんだもの。
愚痴
話の前提や主張を誰がどの時点で新たに発生させたのかは普段から注意を払っていればわかるようになる。逆に普段からろくに意識していない人はできない。行間を読むという技能は人間が後天的に身に着けなければならないスキルであり、訓練すれば誰でもできるようになるはずの、人としての当然の能力になる。