BTした投資会社ブラックロックの記事。

「このグループには、パンデミック初期に連邦準備制度理事会(FRB)の債券買い入れプログラムを担当したチームや、ウクライナがロシアの侵攻を受けた後、ゼレンスキー大統領にウクライナ経済への投資を促進する方法について助言したチームなどが含まれる」

という箇所を読み、世界のいろんなところにブラックロックのチームがはいりこんでるんだなと驚きあきれました。

調べたら、すでに東大にもはいりこんでました。

東大にCIOという役職をつくりブラックロック出身者を迎え、大学が運用するファンドのうちオルタナティブ投資の割合を3倍にする方針にしたようです。

「経営力の確立」とか言ってるし、大学としては「稼げる」つもりなのでしょうけれども、なんか食い物にされている感がすごいんですが・・・。

大学基金、リスク資産運用に挑む 東京大学は280億円
nikkei.com/article/DGXZQOUB185

英語記事のほうが詳しいです。
asia.nikkei.com/Business/Finan

東京大学初のCIOに元ブラックロック・ジャパン(株)の福島毅氏が就任
u-tokyo.ac.jp/focus/ja/article

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 ブラック・ロックとは現在世界最大の資産運用会社であり、ゴールドマンサックスやJ.Pモルガンなど米大銀行と連携しながら、世界の金融を支配する一角といってよい。

 このブラック・ロックの日本支社の福島という男に東大が最高投資責任者(Chief investment officer)なる肩書を与えて、「オルタナティヴ」投資の割合を3倍に増やすという。「オルタナティヴ投資」とは非上場株などを中心にしたハイリスク・ハイリターンの投資である。

 東大が「大学ファンド」という罠に自ら入り込み、あまつさえ、再びウクライナを食い物にせんとするブラック・ロックの侵入口になっているとしたら、さあ大変である。

 失敗すれば、膨大な土地などの資産が売却され、最後は全員オンラインなどという漫画のような結末になりかねない。

 また、今日の米国の有力大学で起こっているように、イスラエルのパレスティナ人への「大虐殺」を批判する研究者や学生の動きを「反ユダヤ主義」として封じ込めることも可能になる。

 日本の政権批判についても、同様なことが起こるだろう。
 国際金融資本の日本社会への突破口は開かれ、支配層はこの波に「乗る」ことしか考えず、その先には一部の「オヒガリヒ」と荒廃した社会の二極化か?
 一度立ち止まることが必要だろう。 [参照]

訂正)
オヒガルヒ(誤)
オリガルヒ(正)

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