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ルポ「遺骨は叫ぶ」(全35回)。

全国の強制労働の現場を野添憲治氏が訪ねた連載で、
その2回目が群馬の岩本発電所です。
eigyou.korea-np.co.jp/j-2007/0

「完成を急ぐ作業だったので、仕事は苛酷をきわめ、落盤死、転落死、トロッコへの衝突死などが多発」

「朝鮮人や中国人が利根川出張所の現場に来た時から、健康状態は悪く、「すでに極限状況であった。当時、食料は非常に粗悪で、かぼちゃ、とうもろこし、さつまいもなどが主食であったが、それすらも満足には食べられない慢性的な飢餓状態にあった」

「作業の合間に水を飲んでは飢えを凌いだというが、これも監督に見つかると、棍棒で殴られた」

最後は

「2004年に県立公園「群馬の森」に、群馬県内に強制連行されて犠牲になった朝鮮人の追悼碑「記憶、反省、そして友好」が建てられた」

という文章で締めくくられています。

1944年当時、この工事を請け負ったのは「間(はざま)組」。
今でも存在するゼネコンです。

全35回の目次はこちら
eigyou.korea-np.co.jp/j-2007/0

(連載は『遺骨は叫ぶ 朝鮮人強制労働の現場を歩く』として社会評論社で書籍化)。

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