『源氏物語』自体、身分が低いと人間扱いされない、という苦しみを繰り返し訴えているわけで。
まさに、「身分の低い女なんてしょせん一時の遊び相手」と高貴な男たちが言っているのを聞いてしまう場面で、まひろがそれをやらかすのか。
もしかして、当時はまだ若気の至りで、使用人が少ない中流貴族の家だから人を使い慣れていないという設定なのかもしれないけれど、左大臣家の姫にすら、お付きが赤染衛門だけってさすがにどうなのかと、やっぱり思う。
たぶん、そのあたりの問題をクリアすると、平安時代の貴族を主人公にしたドラマは作れなくなるかもですね……(ため息)。