正直フェミニスト出版社がなぜこんなものを出すのかもまじで謎
もういっこ界隈の人のやばい寄稿、フェミニズムに寄り添って長いこと論考出してたはずなのに(昔フェミニスト自認の男性は信用ならないみたいなことも言ってた)一旦自分の男性性を規範にそった形で解放してみたらめっちゃ楽しいみたいな本人は「一周回って」と思ってるのかもしれないけど一周回って結局既存の凡庸なトキシックマスキュリニティーに落ち着いてる。。。権力の気持ちよさを気持ちいいと感じる自分を受け入れたいジャーニーを自省ができる新しい男性性っていう枠組みで話すのは、今までと本質的に同じ家父長制を維持するのに「自省できる男性性」という概念だけを資本化して利用しているのでは。わりと見慣れた構図にげんなりする。でも批判されたいんだよね、こういう人は。それでまたかさばる自省を垂れ流すか、俺のことわかってない読者の責任、やれやれ。みたいになるから出口がない。そこまでがセットだから。
男でよかったことに給与の高さとか安全性とかがあがってるけど、そのまま女じゃなくてよかったことで聞いても同じ答えが返ってくるようなことを「男の喜び」として掲載してそのままにしとける無邪気さというか幼稚さに呆れる