「私は「神道LGBTQ+連絡会」と「こぼね」氏による「宗教差別論」に全面的には賛同しません」か......それを言ったらおしまいですよね。だって祝詞制作の協力は、まさにその宗教差別論に関しての理解、少なくとも連絡会側の許容範囲内の理解がなされていなければ成立しない約束なわけで、そこを否定しちゃったらそれこそ「無許可での使用」になってしまうわけで......。なにもかもがめちゃくちゃ......。近い距離にいる誰かが助けてあげないと破滅まっしぐらですよ。

昨年の時点で連絡会の言う宗教差別に納得ができなかったのなら、祝詞を作中で使うこと、そういうストーリーにすることを諦めなくてはならなかっただけの話で、そうはせずに無理やり押し通したというのは、作家としての力量のなさをも露呈しているように思えるし、これ以上言い訳にすらなってない言い訳を連ねるのはやめたほうがいい。

無理やり押し通してもとうにかなるだろう、世間は宗教相手なら敵として認識してくれるし、私は著名な作家だし、出版社もついてるから、みんな助けてくれるだろう、と考えている/いたんでしょうね。でも出版社も同様に、宗教相手なら、著名な作家だから、という理由を頼みに「我々は隠れてても大丈夫っしょ!」とか考えてたからこうなったわけで、お互いに責任のなすりつけあいをしてる(ことに気がついていない)ような気がして、それもまた残酷だと思う。その無責任さによって最も皺寄せをくらうのは誰だ、という話でもあるわけだけど。

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まあなんか愚痴愚痴言われても大丈夫だろう、どうせ相手は「○○」だし。という態度が直球の差別(ではないと言うのなら軽視でもよい)であることなど明白だろう。「○○」の中に入るのが宗教なら許されて、それ以外のマイノリティなら許されないのか。でも残念ながらそうなっている。自分たちがやらかしていることを自覚すべきだ。

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