【「殺人鬼の存在証明」評論】実在のシリアル・キラー、チカチーロをモデルにしたギミック満載のロシア製サスペンス
http://eiga.com/news/20240505/7/
この手の映画は一時期やたら見たが、やっぱり「ディレンジド」の全く華のないリアルさに敵う作品は今のところ見たことない。
https://www.youtube.com/watch?v=Hmch8C24gOQ
QT: https://rss-mstdn.studiofreesia.com/@eiga_news/112386718825761972 [参照]
この映画はロバート・ブロック=ヒッチコックの「サイコ」と同じエド・ゲイン事件を題材にとったものということでも知られているが、ロバート・ブロックは断片情報しかない中、想像で補いながらノーマン・ベイツを創造したのに対し、こちらは情報が豊富にある状況になったので、主人公のエズラ・コブは大体本人がモデルと言って差し支えないものになっている。そこが、この映画の貧乏臭さに一役買ってる。
ところでトビー・フーパーの「悪魔のいけにえ」も長らくエド・ゲイン事件がモデルと言われてきたが、のちにフーパー自身が否定している。単なる宣伝文句だったらしい。ゲイン事件の舞台は雪深いウィスコンシン州で、「悪魔のいけにえ」は灼熱のテキサス州だから、そもそも全然違うよなhttps://www.youtube.com/watch?v=BKn9QIaMgtQ