楽曲やラッパーそのものよりもその受容のされ方に対して危惧があるのだけども、「家庭の事情」を例にとるとMVのコメント欄の多くは「普通ならそんなことされたら一生憎んで赦さないのに」ZORNはすごいな、という趣旨のコメントが多い 「自分はまだこんな風に感謝できない」というコメントには「許せなくていい」「感謝しなくてもいい」「そんな親なら捨てていい」という反応がつき 「親に感謝」を強いるような雰囲気はない なかなか悪くない受容のされ方してると思うな
PizzaLove - 親父の歌【Official Video】
https://www.youtube.com/watch?v=6_0LuhKgyyo&si=2Qy3q-oTFQCmuMh-
まんまそうなのがこれ
PizzaLove、女子中学生との通話きっかけに自身の壮絶な過去つづった「親父の歌」MV公開(動画あり / コメントあり) - 音楽ナタリー https://natalie.mu/music/news/380655
ラッパー、PizzaLove「音楽を通して、女性や子供への暴力をなくしたい」──連載・ギャル文化のいま【第8回】 | GQ JAPAN https://www.gqjapan.jp/culture/article/20200531-pizzalove
「俺も同じような環境で育っていて、働いてなかった親父に3歳の俺と母ちゃんはいつも殴られていました。そのせいで母もいなくなり、親父と俺だけで生活しなきゃいけない時期もあって。親父はコンビニ弁当だけ置いて毎日外に出掛けていて、母ちゃんがタイミングを見計らって連れ出してくれたんです。電話をかけてきた彼女と同じような境遇を経て、母子家庭で育ったから今の自分があるんですよ。」
歌詞の「こんな曲は名誉毀損?」はエミネムと母親の訴訟騒動が念頭にあるだろうしヘッズもまずそれを思い浮かべるので、「Headlights」でのその決着から「母親も他方では被害者だった」って視点に自然に持っていけてるのが上手いなって思う