(Hemmi Tatsuoさんのツイート↓)
「史上最大のジェノサイドを絶対的悪に変えることは、宗教家・神秘家的なもの見方であって、歴史家的な見方ではない。こうした見方では悪は止まらない。反対に悪は蔓延していく。そしてこの悪は他の無実な者たちの頭の上に落ちていく。」(ドゥルーズ、1983年)
https://twitter.com/camomille0206/status/1788156750581071942?s=46&t=7ijHXvOVYdXMvERcNmfP7w
(引用されているBernard GEORGESさんのツイート↓)
"Transformer le plus grand génocide de l’Histoire en un mal absolu, c’est une vision religieuse et mystique, pas une vision historique. Elle n’arrête pas le mal; au contraire, elle le propage, le fait retomber sur d’autres innocents" #GillesDeleuze, 1983
https://x.com/bdgeorges/status/1788060829608231060?s=46&t=7ijHXvOVYdXMvERcNmfP7w
歴史家的な見方が何かを自分は知らないが、確かに絶対悪として捉えるのは宗教家•神秘家的かもとは思う。
そしてそういう宗教家•神秘家というものは恐らく良い宗教家•神秘家ではないのではないかとも思う。
"絶対"という言葉は科学者がその言葉を恐らく用いないと思われるのと同様に、宗教家•神秘家も恐らく用いないのではないかと自分は思う。
絶対という言葉に対する敬意というか畏怖の念があるならば、絶対という言葉はまずそういった宗教家•神秘家の口からは出てこないような気はするので。
ただその後の文章、つまりどういった見方によって悪が止まるのか/蔓延するのか/誰の頭の上に落ちていくかは自分にはあまり見当がつかない。
個人の感想ですが、恐らくここでのドゥルーズは喋りすぎていたのではないかという気はします。
ただ自分はドゥルーズについて詳しくないので真意がどの辺りにあるのか首を傾げている次第です。 [参照]