明日夕方のラジオ「荻上チキ・Session」に出演します。特集テーマは「トランスジェンダー入門~性別を変えるとは、どういうことなのか~」になっていますが、新書『トランスジェンダー入門』の第2章「性別移行」と第3章「差別」を軸に話していきます。性別移行の実態が知られていないからこそ、差別言説が簡単に広まってしまい、現実に存在する構造的な排除や差別の話をする機会が強奪され…、という悪循環があり。ラジオで枠を作ってくださったのは感謝なことです。南部さん、チキさんと一緒に、このテーマについて考えるために「最初に知って欲しいこと」をお話しできればと思っています。
https://www.tbsradio.jp/articles/73650/
違国日記ぐらいの多様性とインクルーシブが、創作の基本になればいいのに。
ジェンダーロールに限らず差別の容認って「大人」に見えるのよねー
差別って社会に根付いてるから、差別を容認するとその社会にちゃんと適合した「大人」に見えるのは当然なのだ。
スクール水着もジェンダーレスに ゆったりとした着心地で体型わからず生徒からも好評 岡谷市の中学校が男女共用水着を導入 (長野) | TBS NEWS DIG
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/586555
とてもよいと思う。私の頃にもこういうのがあればなあ……。
「Twitterは絡まれるのでしんどい」という書き込みを見て、考え込んでしまいました。
Twitterは、インプレッションやエンゲージメントのKPIを上げるためにアルゴリズムをチューニングしまくった結果、「党派の対立」「ハラスメント・炎上」を増幅するSNSになりました。これに関して学術論文も出ています。
イーロン・マスクが買収する前、ジャック・ドーシーCEOの時代から、Twitterは女性やマイノリティにとってTOXIC(有害)だと指摘されていました。人権団体アムネスティが報告書を出しています。
「KPIを追求してアルゴリズムをチューニングする」行為が、ソシャゲのガチャと同様に人権侵害につながった形です。
商業SNSとは違うBlueskyやMastodonの世界では、少なくとも人々の対立を増幅するアルゴリズムを導入するインセンティブはない。また、MastodonやBlueskyでは有害なコンテンツを抑制するコンテンツモデレーションの試みも一応あります。
そうした経緯があり、非商業SNSには期待しています。非商業がメインストリームになる可能性もあると思ってます。
サッカーの戦勝に沸くTwitterに、ウクライナ原発のニュースが流れる。