これ、知らなかったんですけど、京都に100億もかけて弾薬庫をつくるらしいです。
昨日BTした呉市の「多機能複合拠点」もそうだけど、私たちが「値上がりしすぎてもうオリーブ油買えないかも」とか言っているときに、軍事施設にぽんぽん税金が投入されていってるの、本当に意味がわかりません。
「京都、本州の補給拠点に=火薬庫、陸・海自衛隊共同使用―増設に102億円計上・防衛省予算 」https://sp.m.jiji.com/article/show/3128526
「防衛省は反撃能力(敵基地攻撃能力)や、補給を切らさない継戦能力を保有するのに伴い、取得するミサイルや弾薬の保管場所を確保するために、陸上自衛隊の祝園分屯地(京都府精華町など)を整備し、陸自だけでなく、海上自衛隊の弾薬も保管できるようにする方針を固めた」
「同分屯地は本州の陸自弾薬庫施設では最大級の規模。海自と共同使用することで、南西諸島や九州だけでなく、本州でも有事に備えた補給拠点が整備される形だ。反撃能力保有を決めた安全保障関連3文書により、全国で火薬庫増設計画が進められる中で、共同使用の方針が決まった初のケース」
「安保3文書に基づく個別の火薬庫整備の予算額としては、これまでで最高となる」
BT
引用は、3月に京都の弾薬庫について書いた投稿です。
引用した記事のリンクがきれているので、同じ記事につながるリンクをはっておきます。
・「京都、本州の補給拠点に 火薬庫、陸・海自衛隊共同使用―増設に102億円計上・防衛省予算」(2023年12月24日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122300285
田淵さんがはってくださった2023年12月の赤旗記事では、
「防衛省は2024年度予算案に・・・弾薬庫を新設する建設費222億円を計上」
そして2025年度は、
「防衛省は弾薬庫の整備費として概算要求に358億円を計上」
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-09-08/2024090801_03_0.html
だそうです。
今年度は222億円、
来年度は358億円も
ミサイルなどを保管庫をつくるために使う政府。
「お米も野菜も高くて買えない」と困っている私たちから集めた税金を、こんなふうに使うなんて。
#防衛省
#軍事費
QT: https://fedibird.com/@chaton14/112042126655447965 [参照]
そういえば、京都の弾薬庫についてのMBSの特集番組、12月22日(日)の早朝に放送するようです。
「映像'24 ミサイル弾薬庫がやってくる 」(12月22日(日) あさ 5時00分放送)
「自衛隊の弾薬庫増設をめぐり、京都の街が揺れている。
1年前、京都府精華町と京田辺市にまたがる陸上自衛隊祝園分屯地に、弾薬庫8棟を増設する計画が発表された。2022年の安保関連3文書の改訂で、「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の保有が明記されたことによるものだ。防衛省は約10年かけて全国で弾薬庫130棟を新たに整備する。
祝園分屯地は、「けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)」の真ん中にあり、半径5キロ圏内に10数万人が居住、企業誘致も進められている地域。防衛省は弾薬庫に保管される弾薬の詳細を明らかにしていないが、「トマホークや長距離ミサイルが保管される可能性は高い」と専門家は指摘する。
「有事の際に標的になるのではないか」「爆発の危険性はないのか」など、周辺住民からは不安の声が上がる。
全国で弾薬庫が急ピッチで建設されるのはなぜなのか、それは私たちの暮らしにどんな影響を及ぼすのか、安全保障政策の大転換の最前線をリポートする」