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は風刺SFみたいなもので、過去の制度や人々の口を借りて現在の問題を風刺する基本構造がある。しばしば登場人物の感覚や物言いがあまりに現代的と感じられるのはそのためで、まあ、それはそれで作品の作り方としてアリだとは思う。
ただ一方、作品内で描かれる結論がわりと保守的だったり緩かったりしても「まあ昔の話だからね」「当時ならこれでもすごい」として許されるダブルスタンダードな受け入れ方を多くの視聴者がしており、それは結構ずるいなと思う。
今日のLGBTコミュニティの描写はまさにそれだった。彼らの関係性や考え方は今のEテレで流れてもおかしくないほど現代的なのに、一方でトランスの解釈は一昔前の感じが強い。これが現代的な風刺劇として楽しまれつつ、一方で古い解釈は昔の話だからと許されるのはかなり危うい感じがした。トランスにかんしては現実の状況が危機的なので、もう少しちゃんとしてほしかった。当事者を起用してるのは偉いけどね。

@c_ssk 三橋順子がトランスジェンダー監修らしいそうなんですが、「他に適任者がいたのでは…?」と思いましたし、当事者に対して「性転換」という説明があったのはどうなのか(当時はそう使われていたにせよ)みたいなところは、ありますよね

@atmicksan 「性別移行」「性別適合手術」という用語を使ったらさすがに時代的におかしいから、単語のチョイスは仕方ないと思う。それよか、"手術を受けて男/女になるのがトランスジェンダー"という理解が一昔前&アンチトランスの理解と似かよっているのが気になるなーと。
脚本家がアンチトランスってことではなく、ステレオタイプ的な説明にとどまってしまったなと思う。他の台詞はかなり現代的な分、そこだけ浮いてる感じがした。

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