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ポーラ・オルビスホールディングスの株主の中にも「ポーラ美術館を続けている余裕があるならもっと株主に還元しろ」みたいことを言っていた人がいたが(ネット上で)、あちらの場合は、公益財団法人ポーラ美術振興財団がポーラの全株の35%をにぎっているので、そこらの個人株主の意見はたぶん痛くもかゆくもない。

株主の意見に振り回される問題、従業員持株会や関連法人で株をにぎってガード以外に、上場をやめるという戦法もあります。
近年は上場をやめる企業が増えていて、今年は永谷園、シダックス、ベネッセ、ローソンが非上場化しているそうですね。

>ローソンは非上場化について、これらのコスト削減に加え、短期的な市場の評価にとらわれず、意思決定の迅速化が図れ、事業に専念できると公表している。
ローソンが上場廃止! 非上場化のメリットは?(2024年7月30日)
news.livedoor.com/article/deta

@biotit この種の株式の持ち合いの仕方、一番衝撃的だったのは、以前のフジサンケイグループで、箱根の彫刻の森美術館が実はグループ内のキーを握っている企業の一つだったことです(いまも、わりと大事な役割を果たしてると思いますが)

財界から送り込まれた経営者から、徐々に社員たち(特に制作サイド)が権利を勝ち取る物語として読み解くと、フジサンケイグループの歴史は非常にドラマティックですし、法人格とはなんなのかとしみじみ考えます。

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