POPEYE 2023年11月号 特集:本をめぐる冒険は、アートブックやZINE、デザイン、写真の比重が高いものの小川哲「冒険初心者のためのガイドブック」(アゴタ・クリストフやテッド・チャンほか5人の5冊を紹介)や、乗代雄介「みえる・みえないの冒険」といったエッセイも掲載。ラランドのニシダも登場。
コラム「アフロ・フューチャリズムって何だ?」は、文学として出版されている作家・書籍を多く取り上げていていて若干看板に偽りありですが、初心者向けの好企画ではあるかも。クレジットされているライターはKeisuke Kagiwadaさん。同誌の書籍や文学記事でよくお見かけする方ですね。
そのほか海外のレーベルや雑誌、本のフェス、本屋、国内の書店の紹介など情報量が多くてなかなか読みごたえがありました!
popeyemagazine.jp/post-181838/

POPEYE最新号の話、つづき。
ビギナー向けの内容なので通(ツウ)の皆さんは知っている書店が多いとは思います。しかし紹介文には取材で得られた情報も盛りこまれていて、初めて知ったり興味を引かれたりということも。
たとえば東京都世田谷区経堂のゆうらん古書店は、西荻窪の音羽館から独立した方の店。近年元気なアジア系海外文学が店主の大好物で、「中国SFや韓国のフェミニズム文学と近年の作品から」蔵書しているとか。
栃木県矢板市のbullock booksは、店主の実家の敷地で物置となっていた木の小屋(!)を店舗にしており「店の奥には、J・G・バラード好きだという内田さんらしくSF専門の棚」があるとか。
気になりませんか?

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bullock booksさん、キャプションに「電車やバスじゃ辿り着けない、山奥の森に現れる秘境的本屋。」って書かれている。誰かに乗せてってもらわないことには到達できない……!

栃木県には那須烏山市のコンビニとドラッグストアの間の納屋で営業しているNaya Booksもあり、ここもPOPEYEの最新号で紹介されています。
ashikamo.media/nayabooks/

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