私は対人/キャラクターに強い愛着を持つことが基本的にないので、いまだに恋に狂う人も、特定の芸能人にはまる人も、特定のカップリングにはまる人もよく理解していない気がする。
これがパーソナリティー由来なのか、人間不信が極まって人っぽい形や習性のものを一律警戒しているのかもわからない。
いわゆる「箱推し」や、ジャンルに愛着を持つのはわかる。
@biotit その話題って、考えるに足る話題な気がしています。世の多くの映画、マンガ、アニメはキャラクターを物語を推進する動力として据えている気がするんですが(character-driven)、自分の場合、高校でマンガ研究会のような場所にいてある時期で明確に「自分は秋葉原にいるオタクとは好みがちょっとちがうのかもしれない」と意識したりして。
@biotit ただ、流行っている映画の上映には行かずに散文詩とかを読み漁っている自己というものを考えるときに、世間を見下すではなく「自分はなにか人間に必要な感情が欠如しているのでは?」と考えてしまう思考回路の持ち主なんです。笑 ただ、恋愛テーマの作品でも心から好きな作品はいろいろありますけどね。あとは、自分の場合、筒井康隆×大江健三郎とか、作家同士の関係性で萌えるとかはよくあります。
でも斜線堂有紀さんの恋愛ものや関係性ものはふしぎと面白く読んでいる気がする。
『君の地球が平らになりますように』(集英社)とか「不純文学 1ページで綴られる先輩と私の不思議な物語」 (宝島社文庫)とか。フォーマットやテクニックがきわだっているからだろうか。前者は時事ネタが多く、表題作は陰謀論やスピリチュアルにはまった人を好きになる話。