週末、VRChatで開催されたユーザー主導のオンラインコンベンションVRcon2022で企画をいくつか観覧しました。
ひとつは「メンタルヘルス in メタバース」と題し、ユーザが次々登壇しては自分について語るものです。もうひとつは「LGBT+ in VRC」と題した3ユーザの鼎談です。
共通して挙げられたVRの利点は、似た属性の人と顔や名前を晒さずに喋れること。家族や友人にすら理解してもらえないことを話し合えることでした。
vrcon.online/

メンタルヘルス企画は、発達が非定型(Neuro Divergent)の人たちもいれば、不安障害や鬱を抱えている人もいました。
軍にいたとき鬱を発症してそのころからVRCを始めた人や、ずっとホームスクールや通信制の学生だったのでVR上の友達が一番友達っぽいという人もいて、アメリカ独自事情と日本にも共通する話が混在していました。

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両企画とも同じユーザ(スタートレックの制服を着た猫耳アバター)が司会を務めていて「いま35歳なんだけど、もっと若い人がもっと生きやすくあって欲しい」と話していました。
SF&ファンタジー文芸コンベンションでも、メンタルヘルス/発達とLGBTQ+の当事者会パネルがあるのは一般的です。あと、作家やライターの苦労譚や「みんなどうしてる?」パネルもある。SNS利用法とか、スランプの脱しかたとか。
一方、日本では互助会っぽいパネルはあまり見かけない気がします。みんなどこで寄り合いをしているのか、寄り合いをできていないのか……。

>SF&ファンタジー文芸コンベンションでも、メンタルヘルス/発達とLGBTQ+の当事者会パネルがあるのは一般的

例えばワールドコン(世界SF大会)のほか、以下にもクィア関係とNeurodiversity関係のパネルはありました。

ネビュラ賞授賞式 events.sfwa.org/event-group/ne

新興イベントで新人育成に優しいFlights of Foundry
flightsoffoundry202113809118.s

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