メンタルヘルス企画は、発達が非定型(Neuro Divergent)の人たちもいれば、不安障害や鬱を抱えている人もいました。
軍にいたとき鬱を発症してそのころからVRCを始めた人や、ずっとホームスクールや通信制の学生だったのでVR上の友達が一番友達っぽいという人もいて、アメリカ独自事情と日本にも共通する話が混在していました。
>SF&ファンタジー文芸コンベンションでも、メンタルヘルス/発達とLGBTQ+の当事者会パネルがあるのは一般的
例えばワールドコン(世界SF大会)のほか、以下にもクィア関係とNeurodiversity関係のパネルはありました。
ネビュラ賞授賞式 https://events.sfwa.org/event-group/nebula-conference-2022-online/
新興イベントで新人育成に優しいFlights of Foundry
https://flightsoffoundry202113809118.sched.com/
両企画とも同じユーザ(スタートレックの制服を着た猫耳アバター)が司会を務めていて「いま35歳なんだけど、もっと若い人がもっと生きやすくあって欲しい」と話していました。
SF&ファンタジー文芸コンベンションでも、メンタルヘルス/発達とLGBTQ+の当事者会パネルがあるのは一般的です。あと、作家やライターの苦労譚や「みんなどうしてる?」パネルもある。SNS利用法とか、スランプの脱しかたとか。
一方、日本では互助会っぽいパネルはあまり見かけない気がします。みんなどこで寄り合いをしているのか、寄り合いをできていないのか……。