ある閉ざされた雪の山荘でネタバレのある感想
あやなさんが演じる役どころについて全然理解できないと言ってたのでどれくらい素っ頓狂なキャラなんだろうと思ってましたが、確かにこれはかなり悪辣な人物ですねという感じ。
舞台版の脚本の塩梅はわかりませんが、映画でさらっと触れられていたような「舞台への情熱だけはガチ」みたいな描写が弱いと本当にただのカスになりそう。
というか、今のこの時代に「役をもらうために舞台監督とセックスしてると噂されてる女優」を出すのって相当アホでは…!?(しかも映画版の主演はスマイルアップ所属のタレント)
いや〜〜〜「それを言っちゃお終い」のシナリオが持ってた批評性を爪の垢ほどでいいから持ってほしかったわ、映画化に携わった人に。
ネタバレのない、何も知らずに観にいくよ〜って人はクリスティの「そして誰もいなくなった」のあらすじだけ把握しておくともしかしたらいいかも?
作中で登場人物全員がその本を読むことになるので。
私はたまたまオーディブルでつい最近聞き返したところだったのでよかった〜!と思いました。