ある閉ざされた雪の山荘でネタバレのある感想
いや古い!ふっっっっっっっっっるい!!!!設定が三十年前のキャラだよ!!!!!!!!!
と思ったら本当に三十年以上前の作品でした。90年代のものを2020年代に移し替えるにあたって手を入れたのがスマホだけ?
私は元々東野圭吾は「秘密」が死ぬほどキモくて嫌いで、「片想い」で「こいつのジェンダー観クソすぎて無理」になったクチでして(マスカレードナイトだかホテルだかも観たけどあれもセクシャルマイノリティを雑〜〜〜に扱ってたので、昔の作品がヤバかったのではなく昔からずっとヤバいまま今日に至ってるんだなと思ってます)、今回も「あやなさんが出る舞台だし、原作読むのはあまりにもいやだけど筋書きはおさえておきたい」という気持ちで観に行きました。
まずね、ゲイで笑いを取るのをやめろ。これは東野圭吾もだけど映画化にあたって脚本書いたやつもシメたい案件です。やめろ。三十年前か?
あともう一つ、身体障害者へのかなり激しい差別も。
もうこの作家はこうなんだなっていうのが本当によくわかりました。
ネタバレのない、何も知らずに観にいくよ〜って人はクリスティの「そして誰もいなくなった」のあらすじだけ把握しておくともしかしたらいいかも?
作中で登場人物全員がその本を読むことになるので。
私はたまたまオーディブルでつい最近聞き返したところだったのでよかった〜!と思いました。