後ろめたさを軽減する免罪符が一番の人気商品になるんだろうな。

「公正世界誤謬」=「通俗道徳」は後ろめたさを軽減する最高の免罪符ですね。この世の不条理や抑圧、搾取搭で苦しんでいる人たちの原因が、自分の無力さや悪意にあるのではなく、苦しんでいる人たち自身のせいにできますからね。心置きなくさらに抑圧したり、見捨てることが出来るようになりますからね。

今の社会だとそれに加えて寄付やエシカル消費も免罪符の一つでしょう。
こちらも本来は根本から解決せねばならない構造の維持に加担してしまうがその一方でそれにより多少は被害を緩和できてしまう。

そういったことをいろいろ考えると対処療法の積み重ねで間に合わずに人類は破綻するんだろうなとの思いが日々強くなっています。

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「本人の自業自得で苦しんでいるがそれを助けてあげれる寛大な俺」という碌でもない満足感を得れますね。

まさにそれです。
Netflixで映像化されたオルタード・カーボンという作品のなかでメト(富裕層)が貧困層に寄付して文字通り神のごとく扱われるシーンがあるんですがその満足感を得るためにやっているんですよね。

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