@abe_dragonslay
おすすめ地球圏宇宙SF。
『第六大陸』小川一水 地球から月へ、しかも民間で。その起爆剤、「ブライダル」!!
『沈黙のフライバイ』野尻抱介 収録作どれも好き。特に表題作。ほとんど今現在の技術で、目一杯の驚異。
『太陽からの風』A・C・クラーク 表題作は太陽帆船ヨットレース。さようなら、小さな船。
『グリュフォンの卵』マイクル・スワンウィック 表題作の舞台は近未来の月面基地。バイオテロで孤立した宇宙居住者のサバイバルへの苦闘、哀切な純愛、そして、ヒトの種としての変容。
コミックだと、
『プラネテス』幸村誠 スペースデブリ回収からぐっと広がる、壮大な世界。ド定番ですが好き。
アニメだと
『地球外少年少女』脱力ネーミングの宇宙ホテル「あんしん」への少年少女の体験ツアーから始まった話が、ここまで弾けると誰が予想したであろうか!
@abe_dragonslayなんらかお役に立つところがあれば幸いです!
『太陽からの風』は、全18編中、下記5編が該当と思います。
「大渦巻Ⅱ」(月面マスドライバー)
「太陽からの風」(地球近傍有人太陽帆船レース)
「最後の命令」 (ソ連(!)の月面戦略核基地)
「地球の太陽面通過」(火星地表)
「メデューサとの出会い」(木星大気有人探査!)(ネビュラ賞)
『グリュフォンの卵』は、全10編中、下記2編が該当と思います。
「グリュフォンの卵」(初出1991)(月面純愛&ポストヒューマン)
「ウォールデン・スリー」(初出1981)(社会心理学実験スペースコロニー&悲恋&人間性の再定義)
『オービタル・クラウド』 藤井太洋(2014) が抜けていました。直近未来(設定では2020年!)、架空設定ほぼゼロ、読後感はしっかりSF。血湧き肉躍る大活劇。
航空宇宙軍史シリーズ(谷甲州)も該当するかも。地球近傍縛りで、「砲戦距離一二、〇〇〇」(『仮装巡洋艦バシリスク』または『航空宇宙軍史・完全版. 4』)。
新しい本が読めていないなあ。先日、京都SFフェスティバルで企画があった『MOON FIGHTERS!』賀東招二 がすごく面白そうなんですが(ぐっと現実寄り、近未来月面レスキューの話)、未読……。