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Al Jazeeraが作った3分20秒のビデオを紹介したい。ガザ北部が閉鎖されてからの2週間の動きを伝える内容。

WATCH: What’s happening in northern Gaza?
t.co/YUN3LNZhnO

ナレーション(一部抄訳):
約2週間前からイスラエル軍はガザ北部ジャバリヤ難民キャンプを中心とした地域を包囲している。

イスラエルは、この地区でのハマス再編成の阻止が目的だと述べる。しかしその戦略は懸念を呼ぶ。イスラエル軍はさらに激しい空爆を開始した。最近の2日間だけで、イスラエルはガザ北部で118回の攻撃を行い、国連によると9月中の攻撃総数とほぼ同数に上る。

イスラエル軍はまた住民たちに退去を命じた。戦争の初期段階で、北部の住民たちが最初に強制退去させられたことを思い出そう。以来、地域全体が瓦礫の山と化している。 だが国連によれば40万人以上がいぜん北部に残る。アルジャジーラの取材に応じた多くの民間人は「移動を拒否した」と語っている。

なぜか? 多くの人々が、避難中にイスラエル兵に狙撃されることを警戒している。避難民の「安全地帯」とされた地域は繰り返し爆撃された。そして、避難すれば二度と戻れないと恐れる人々も多い。

イスラエルは、戦争初期に避難した人々が戻ってくることを妨害している。

イスラエル軍はガザ北部への食糧や支援物資の搬入も妨害。国連機関UNRWAによれば、少なくとも2週間は支援提供ができていない。

爆撃、強制退去、食糧の遮断——イスラエルは、元イスラエル軍将校が提示したある提案を推し進めているのではないかという懸念が語られている。その計画では、ガザ地区の北部3分の1から民間人を退去。その後、地域は閉鎖軍事区域として宣言、食糧や支援を一切遮断。残った民間人は軍事目標と見なすという内容だ。

イスラエル当局はこの計画を否定。だが、すでに「ひそかに」計画が開始されたとの報道もある。

事態が深刻化する中、米国も異例の最後通牒を突き付けた。イスラエルが30日以内にガザ地区の人道的状況を改善しなければ、米国からの軍事支援が危うくなる可能性があると通告したのだ。 国際的な非難の声が高まる中、イスラエルはガザ地区への援助物資トラックの進入を許可したと発表した。

援助物資トラックの北部への進入は50台。だが戦闘開始前のガザ地区への進入許可トラックの1日平均500台という数字に、はるかに及ばない。 北部の人々にとって、イスラエルの攻撃が終わるまでに事態がどれほど悪化するかが心配だ。

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