X/Twitter上で、反ユダヤ言説の投稿とブランド広告が並んで表示されたことが確認された。IBMはただちに広告出稿を停止した。
GIGAZINEの記事
https://gigazine.net/news/20231117-musk-antisemitic-x-ibm-nazi-content/
メディア監視団体Media Mattersの発表文
https://www.mediamatters.org/twitter/musk-endorses-antisemitic-conspiracy-theory-x-has-been-placing-ads-apple-bravo-ibm-oracle
そんな中、イーロン・マスクは白人至上主義や反ユダヤ主義に同調する不規則発言を繰り返している。
イーロン・マスクの問題あるリプライ
https://twitter.com/elonmusk/status/1725091240507551878
https://twitter.com/elonmusk/status/1724908287471272299
感想:
X/Twitterは非公開企業であり、オーナー経営者イーロン・マスク氏の不規則発言やヘイト対策の怠慢を止められる人はいない。強いていえば、債権者である銀行団ぐらいか……
EUは、X/Twitterを、巨大SNS上のヘイトスピーチを厳しく取りしまるデジタルサービス法(DSA)のターゲットと見定めている。だがマスク氏がヘイト対策を改める気配はない。X/TwitterのEU撤退は時間の問題とみられる。
けっきょく、この問題は「私企業が運営する巨大SNS」は社会のセキュリティホールである、という話なのではないだろうか。掲示板4chanも同類。
イーロン・マスク氏は、反ユダヤ言説放置を指摘したメディア監視団体Media Mattersを訴えた。しかも、どういう訳かミズーリ州司法長官が動いている。
「イーロン・マスクの不始末を暴くと行政機関の捜査を受ける」という「オーウェル的」な展開となった。
感想:訴えても、IBMやAppleら広告主は戻ってこない。