最近思うけど、「コロナ後遺症の人に会ったことがない」という人は、「そんな人には誰も後遺症のこと話さない」というのもあるけど、もうひとつ、「誰かが本気で訴えても、その人の中で“仮病”や“心理的な問題”として脳内処理してしまうから、結果として「会ったことがない」となるんじゃないか。
それって、自分の身の回りで幾らコロナ感染の症状を出している人がいても、すべて検査もせずに“ただの風邪”とか、熱中症とか、または検査で陽性が出てさえも、シェディングとかとかいう怪しい妄信で脳内処理している人は「コロナに罹った人など1人も会ったことない」と言うだろうと言うのと同じだし、
もっと言えば、ほんのひと昔前まで、日本では精神科医や心理臨床家など本当は被害者に毎日のように接して訴えを聞いていたはずの人間でさえ、「日本には性虐待は少ない」などと公言していたという事象にも通じることだと思う。人間は見たくないものは見えないし、見えないものは存在しないことになる。