選挙期間中に蓮舫のインスタライブ観ていて感動したことの一つは、彼女が息子さんと言語的に気持ちの交換を率直にしていたこと。多くの日本人はあれが苦手(特に親密な関係だと)だけど、とてもナチュラルに出来てた。

お祖母ちゃんの影響なのかなぁとも思い、とても良いなと思いました。

自分の気持ちを言葉にして相手に伝える…相手のそのような言葉にちゃんと興味を持って耳を傾ける…って、自分とは別の人格を持った相手へのリスペクトの一番のキモの部分ですからね。

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日本人は互いに勝手に読み合う文化なのでそれがとても苦手なんですよね。だから相手と自分の区別がつかなくなるし、その方が馴れ合った一体感の中で寂しさを感じなくて済むから安心する(こう言うのがいわゆる“内輪ウケ”の状態。排他的なムラ文化ですよね)。

言葉を使って気持ちをやり取りすることを、水臭いとか照れ臭いとか言って避ける。何も言わなくてもわかって欲しい。受け入れて欲しい。言葉で説明しろと言われるのがとても苦手。言葉で他者とやり取りすることができないので、「身内でない」人たちとはどうやって交わったら良いのか分からない。自分たちのやり方に従わない相手を敵視する。

相手が身近な人…身内などであればあるほど、本当に難しくなる。でも親子でもそうして相手を尊重することで子どもは自分の人格を尊重されることを覚えて、親とは違う一個の独立した大人の人格を獲得していくものだから。

お祖母ちゃんと結びつけたのはもちろん私の勝手な空想(ネトウヨがまた喜びそうだけど)。

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