そのためにも、まず選挙権は自分が間違えてないと褒めてもらって安心するために行使するのではなく、自分や知らない誰かが命を奪われたり生活を脅かされたりせずに皆が少しでも豊かに幸せに生きられる世の中を作るために、皆が対等にひとり一票ずつ与えられている権利だと理解するのがまずは前提。
誰もあなたの投票行動を採点するわけではない。
採点は気にせず、でもその責任の重大さを引き受けて、自分の中の良心と常に対話しながら、その重積を、民主主義の社会に生きる私たちは引き受けるしかない。
罵倒や批判をする権利はあっても、それはあなたの価値の採点にはなり得ない。
あ、あと、完璧な答えなんて誰も知らないし、実際、存在しない。少しでもマシだと現時点で思えるものを皆で選んでいくしかない。