若い人がそう言う傾向があるのは仕方がない側面もあるけど、若い人も含めて日本人全般、自己愛の傷つきにあまりにも弱いのよね。間違えたとか、分かってないとか言われると、耐えられない人が多すぎる。

でも本当に間違えていることだってある訳だし、それがもし誰かの生死に関わるような間違いなら罵倒してくる人だって出て来てもおかしくないのよ。

自分ではそんなつもりはなかったとしても。

自分の傷つきも大事だろうけど、自分の間違いで、誰かの命を奪うことかあるかもしれないという可能性にちゃんと眼を見開いて置くことも大事だよね。

脅かすわけではないけれど、選挙権を行使するって、そのくらい重いことなんだという覚悟も、どうしたって必要なのよ。

その上で、でも、誰でも間違いは犯すのだから、間違ったら反省して次から間違わないようにする。

そのためにも、他人の激しい罵倒にも、役に立ちそうなら耳を傾ける。

理不尽だと思ったら言い返したって良いけど、言い返す中でも考え続ける。

そして、理不尽なただの誹謗中傷と、真剣な罵倒の区別が付けられる知恵を身につける。

表面的な言葉の激しさではそれは区別できないから。

逆に言えば優しい言葉で擦り寄ってくる悪人なんてゴマンといるんだから。

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そのためにも、まず選挙権は自分が間違えてないと褒めてもらって安心するために行使するのではなく、自分や知らない誰かが命を奪われたり生活を脅かされたりせずに皆が少しでも豊かに幸せに生きられる世の中を作るために、皆が対等にひとり一票ずつ与えられている権利だと理解するのがまずは前提。

誰もあなたの投票行動を採点するわけではない。

採点は気にせず、でもその責任の重大さを引き受けて、自分の中の良心と常に対話しながら、その重積を、民主主義の社会に生きる私たちは引き受けるしかない。

罵倒や批判をする権利はあっても、それはあなたの価値の採点にはなり得ない。

あ、あと、完璧な答えなんて誰も知らないし、実際、存在しない。少しでもマシだと現時点で思えるものを皆で選んでいくしかない。

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