何週間も激しい陰性転移に気付かずに、まとめて逆襲に遭った回。まぁ限界に達したところで、ちゃんと向けてくれて良かったと思うしかない。鈍感な自分が呪わしい。シゾイドは難しい(…と私自身シゾイドなのに思うので、もっと病態の軽い人には多分かなり難しいんじゃないかと思う)。

転移外解釈や再構成的な解釈が如何に無駄なことで、それどころか面接を損なう有害なものであるかという文章(正確にはSVでの対話の書き起こし)を、つい先週、読んだばかりだというのに、頭で教科書的に理解していることと、体験的に直に痛い目を見ることの、この乖離。笑

結局、私はまさに鈍感で何も受け付けない、理解できない内的対象のエナクトメントをまさに演じていたということだよな。だけど、これって多分、回避不可能だったんじゃないか(って開き直るわけじゃないけど)、私は間の抜けたことに自分でも自覚できないままに最初からやらかす運命にあったというか。

転移が集まっていて身動きもできない。受け取ることしかできない。分かってもらうとか、正気付かせるとか、そういう無駄な期待など持っていたからいけない。私は善意の第三者にはなれない、誰でもない、まさに「当事者」なのだから。

転移の嵐の中で翻弄されて揉みくちゃになる以外に選択肢はない。

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だけど、GSVとかに出てても、これでも、私ほどhere and nowで転移解釈する人には、あまりお目にかかったことない気がするんだけど。下手したら、私が転移解釈をしていることをむしろ批判されたりして…。大抵の人はもっとサポーティブセラピーっぽいなぁといつも思う。私から見ると物足りない。なのにその私に「物足りないと迫ってきた」のは、…きっと良いことなんだ…と思いたい…。だんだん私への不満や怒りに勢いが出てきている気がする。で、さっきも書いたけど、実際に、現に、私も思いっきりエナクトしている。😮‍💨

この追い詰められた「当事者感」、無駄な抵抗は無駄だという感覚…。

昔、本当の本当に駆け出しの頃、「セッションが終わって『ああ、今日は良いセラピーが出来た』って思った時は大抵まずいことが起きていると思った方が良い」というアドバイスをもらったことがあって、あれは私の中でものすごく役に立っている。

そういう意味ではこの何週間か、「私が満足して終わる」面接が続いてしまっていた気がする。

今日は最悪の気分だから、まぁ逆にそんなにまずいことは起こさずに済んだのかもしれない。

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