(舞田敏彦さんのツイート↓)

newsweekjapan.jp/stories/world

「未婚の男女では差はあまりない。異常なのは既婚の夫婦で、妻の収入が夫に吸い取られているかのようなグラフだ」。

twitter.com/tmaita77/status/17

昨夜、これを見ていたことがあってだと思うんだけど、今朝、起き抜けに改めて考えていた。本当にこの国では、結局、今も女は年収の良い男を上手くつかまえて相手に尽くしていくことでしか安定した生活は得られないんだなと。

知ってたことなんだけど、どっかで見ないようにして生きてた私がいたんじゃないかと。

私自身は全然夫に尽くしてもいなくてふんぞり返っていて、自分は好きな仕事しながら夫の年収当てにしてきたところがあって、それでたまたまやって来れちゃったけど、それは母親が散々家族の犠牲になって、それを私に当たり散らしていたのを見て育ったから、「絶対にああはなりたくない」と子どもの頃から心に誓ってきたからなんだけど(今の社会体制の中で、自分を犠牲にするような相手は選ばないとか、犠牲になることを断固拒絶するとかしてきた)、でも社会自体が女に厳しいことは知っていたから、周囲に離婚する知り合いとかいると、特に夫の定年に伴った熟年離婚みたいなやつだと(何人か身近にいた)「生活、大丈夫なのかな」と心配していた自分がいた…それは社会が離婚した女にどれだけ冷たいか知っていたからだよなと、今朝、改めて思った。

そうそう。共同親権の話もあって考えていた。

From: @zpitschi
fedibird.com/@zpitschi/1120609 [参照]

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それと、もうひとつ。

その関連で、今朝、頭に浮かんだ言葉があった。

結局、力関係なんだよ、と。

男女関係がそのまま権力勾配の話になっていて、つまり女は力を最初から授けられないような社会の中で(私の大好きな『プライドと偏見』みたいな、女には参政権どころか親の財産の相続権さえも与えられていない時代と、今の日本の女の地位って、考えてみたらそーんなには違ってないんじゃないか)、女は卑屈になるしかない。何せ男が自分の生殺与奪の権をすべて握っているような状況で、媚びなければ生きていけない。相手にとって有用と認められなければ自分でも自分に価値があると思えない…みたいな環境で、そんな家族関係の中で(女の子が、無力さを内面化している母親を見て育つことで)、フロイトの言うところのヒステリー性格みたいなものも醸成されていっただけなんじゃないかとか。…つまりあれも差別が生んだ人格形成なんじゃないかと。それは権力勾配抜きで考えられないんじゃないかと。

この間も書いたけど、私の母方祖母は、結構なお金持ちの「妾の子」で、本人は水商売とかしたことはないんだけど(むしろお高くとまっている人だった)、話し方とかが何か上手く言えないけど、どこか他人に阿るようなコケットなところがあって、私の母も私もそれを受け継いでいるところがある。

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