きっかけは米大統領選 陰謀論にハマった高知東生(たかちのぼる)さんが抜け出すまで
『朝日新聞』(有料記事。3月9日7時30分まで無料)
https://digital.asahi.com/articles/ASS367KC8S2NUTIL03N.html?ptoken=01HRDGMJFRHJS9N255QF2CK5TR
僕も「都市伝説という名の陰謀論」にハマっていた時期があったので、高知東生さんの気持ちはわかります。忖度ばかりの既存メディアにウンザリして、「メディアが報じない真実」に魅力を感じてしまう。そして、真偽も確かめないまま「妄想」が膨らみ、それが堪らない「快楽」となって飲み込まれていく。僕には「笑い飛ばしてくれる仲間」はいなかったが、あれだけハマっていた『やりすぎ都市伝説』に「ついていけなくなった」事で抜けられた。2020何のアメリカ大統領に対するMr.都市伝説関暁夫の「解説」が決定打となった。
僕は、トランプの事が嫌いだから。
やりすぎのYouTubeが、ネトウヨから「称賛の嵐」で、更に反ワク陰謀論者も湧いて、僕は「こいつらと一緒になりたくない」と手を切った。そして関暁夫の言っている事がデタラメである事(例えば、学校は「嘘の日本史を教えて、子どもたちを「日本嫌い」にしている」とか)。僕は関を許さないので、徹底的に糾弾していく。
霜月さん、記事のプレゼント、ありがとうございます。それと霜月さんご自身の体験も書いて下さって、自分の体験とも照らし合わせても、誰がハマっても不思議はないことが実感として分かりました。
プレゼントしてくれてる元の記事は必読だと思う。高知東生さんって、何事につけ本当に分かりやすく言語化してくれる。陰謀論にハマっていく人の心理プロセスのここまで分かりやすい説明は見たことがない(しかも視線が優しい)。
>「狭かった視野を広げ、これからはグローバルに物事を見なければいけない」。そんな気持ちでした。
From: @simostukisizuk
https://fedibird.com/@simostukisizuk/112056845217414237 [参照]
@zpitschi
高知東生さんの言葉にはとても共感しました。関暁夫に関しては、アメリカ大統領選以前から「違和感」はありました(この人、情報のほぼ全てが「ネット」です)。特に本では「右寄りの言説」が多く、先の歴史修正主義のみならず、「GHQが日本人から愛国心を奪った」「中国人が日本の土地を買い漁っている」「日本人よ、平和ボケから目を覚ませ」など書かれており、「ただのネトウヨやん」と幻滅して終わりました(YouTubeでは「ワクチンの中にマイクロチップ」とか語っています)。
僕の場合「右翼嫌い」「エセ科学嫌い」で助かりましたが、陰謀論から抜け出すのは容易ではなく、否定される事で「より頑な」になっていくケースが多い気がします。