関係ないけど、私は小学生の頃に、『星の牧場』という庄野英二さんが書いた児童文学が大好きで、その中に「ジプシー」が出てきた。

ファンタジックな話で、なんか子どもの私にとっては「ジプシー」という言葉は憧れを感じるような響きを伴っていたんですよね、ずっと。それが実は「蔑称」だったなんて、お馬鹿な私はわりと最近まで知らなかった。

「復員兵イシザワ・モミイチはインドネシアで戦ってきたが、愛馬ツキスミを失い、記憶を失っている。彼が山中の牧場に辿りついて、音楽を演奏するジプシーたちと出会い、そこで心の癒しを得るかに見えるが、舞台は幻想的な世界へと展開する」(Wikipediaより)
と書いてあるから、本当は単なるファンタジックな話ではなくて、結構辛い話だったんだろうな。中身は覚えていない。でも悲しい話だったような気はする。でも長新太さんの挿絵が素敵で、何だか幻想的で綺麗な印象だけが残っているんですよね。確か虹色の飲み物とか出てきて…。
ja.m.wikipedia.org/wiki/星の牧場

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