まず第一歩目はジャニーズ問題でいいと思う(実際に重大な人権侵害問題だし、それを権力者がどうやって善人ぶって蹂躙してくるのか、メディアがどうそれに協力しているのかという問題が、そこには集約されている)。
「官房長官会見は何だか難しそうで分からなくても、自分に身近に思えるジャニーズの会見のおかしさは自分のこととして実感として分かる(正当な怒りがある)」…そこからなんじゃないか。
それでいい。
それを単なる芸能ネタだと馬鹿にしない方がいい。
橋渡しになる気がする。
これで世の中のおかしさに気がついて、「それを言っていいんだ。ちゃんと抗議している人がいるんだ」とわかって、自信がついたら、実際の日々の自分の身の回りの生活に潜む嘘やまやかしへのアンテナが育つ。
そしておかしいものはおかしいと考えられるようになる。