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(ザオラルさんのツイート↓)

やはり予想されたように、LongCOVIDの人は、①コルチゾールが低い、②おかしな免疫が活性化、ということだと思うんだけど、そういう「生理的なステロイド分泌が弱い人=相対的副腎皮質機能低下症」って元々たくさんいて、じゃあそうした方がステロイドを日常的に飲んだ方がいいかというとまた微妙で。

x.com/onemorechance99/status/1

(引用されているyumiゆみさんのツイート↓)

どのような生物学的要因が見つかったか?

主な所見=Long Covidの人は
1)循環コルチゾールが低い
2)活性化B細胞およびサイトカイン分泌T細胞が高い
3)抗スパイクIgGが高い
4)EBV反応性Absが高い
自己抗体の数に有意差はなかった。(5/)

x.com/ygjumi/status/1706360711

(ザオラルさん続き)

コルチゾルは「元気感」「解熱」「異常免疫の抑制」などの仕事をしてくれている(分泌過多のCushing症候群は2時間睡眠でも元気だったりする)。逆に副腎皮質機能低下症はいわゆる慢性疲労みたいな症状で、「抗ストレスホルモンとしてのコルチゾールを使い尽くしてバースト」的な経過の方も多い。

(ザオラルさん続き)

副腎は皮質機能(主にコルチゾルなどステロイド分泌)と髄質機能(ドーパミンなどカテコラミン分泌)に分かれるけど、これは生体で一番大事なホルモン臓器と言っても過言ではなく、コロナ感染では高熱とフルパワーで戦うことを余儀なくされるから、「燃え尽きる」のであろうことは容易に想像できる。

完全な副腎不全ならコルチゾールを補充(コートリルの内服)でいいと思うけど、境界閾みたいな人も多く、また髄質機能も落ちていそうな方もいて、病態が多様性に富んでいるところが難しい。自験例では漢方の「補剤」で改善する人もいたし、更に附子を含む漢方を足して改善したという人もいた。

漢方は「証=体質」の見極めが大事だから、万人に効くという薬はない一方で、ある程度フローチャートに出来るようなところまでは行けると思う。しかし、ただでさえ足りない薬や生薬が世界的な取り合いになる可能性が懸念される。植物が原料で、品質も大切で、そこを買い負けてしまう日本だから。

(ザオラルさん続き)

なんせコロナ前までは「漢方は薬局で買え保険から外すぞ」(医療費抑制のために)ってやってた国ですから。人の命にも健康にも学問にも興味がない、ただただ「大企業の法人税減税ができればいい」って国ですから。私は無力ながらそれにずっと抗ってきた。コロナで漢方が再評価されたのは嬉しかった。

議員さん方にはあらためて、冷遇されている漢方の再評価と国内で生薬が持続的に作れる体制を確保してほしいと思う。あれは主に植物なので、農業的な保護と薬価引き上げによるコスト回収ができる仕組み作り必要なのです。薬局の高いOTCは余ってるけど保険診療用の薬はない、なんて光景も見られました。

これはその通り

(引用されているみおしん先生のツイート↓)

が低い」というところだけ切り取られて が流行りそうで心配しています…。研究自体は本当に順調で、慢性疲労症候群患者さんたちの希望にもなるので続報が待ち遠しいです!

x.com/withpain_mio/status/1706

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