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(中島智さんのツイート↓)

他者体験というのは簡単にいうなら人を記号化しないことだ。記号化というのは相手がなにか投げてきたとき、それが言葉なら意味、それがモノなら価値などを受けとること。その記号を外したとき、投げた言行がもつ動機や関係、状況などの複雑さに対峙する。でなければ対人関係はトレードにすぎなくなる。

twitter.com/nakashima001/statu

(続き)

つまり〈名前〉ではなく〈個〉に出逢うことというのは、記号という〈集合〉をこえて〈複雑さ〉に対面することなのである。このあたりが倒錯されがちで、しばしば個人を単純系、社会を複雑系として対照化してしまう。実体と概念(名前)、その個別と集合(社会)との関係は、複雑さと単純さなのである。

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