これも一般には理解されにくいことなんだけど、見た目にすごく仲が悪い夫婦(カップル)ほど、心理的な依存度は高いんですよね。
共依存で罵り合ってるような夫婦は典型だけど。経済力や家事力で依存しあっているように見えても、それは表面上のこと。そういう夫婦は大概、どんなに万が一そういう表面的な問題が片付いても、別れない。
場合によっては子どものためとか言って別れないんだけど、何故か子どもが成人して自立しても別れない。本当はものすごく精神的に互いに依存しあっているから。罵り恨み言を言う相手を必要としている人は離婚できない。
でも子どもの立場の人は子どもの頃から長らく親の言い分を聞かされて、それを真に受けて信じているから、親が互いに本当は精神的にすごく依存しあってるなんてよもや思ってない。
本当は、そう言う夫婦ほど、自分の心理的依存を自覚できてないから、別れられない(または互いに感謝しあって生きられない)だけなんだけど。
不甲斐さ→不甲斐なさ
それでも「感謝」することを無理矢理自分に強いると、ネトウヨみたいに他人が自分と同じように「感謝」してないと許せなくなるし(本来、感謝は個々の人の心の中で自然に湧き出てくるもので、感謝する事で自分も豊かになるのでその場で自分の中で見返りがあり満足が得られる。「しなければならない」ものではないのだけど、自分が無理しているから、他人が無理していないことが許せない)、しまいには、映画の「パラサイト」のリスペクトおじさんみたいに壊れちゃうんだよな。