【8/23】モーゼスの「霊訓」(中)第13節 神と祈り https://akito-takizawa.com/2024/08/23/spirit_teachings_chu_240823/
神は昔と同じく今も働きかけている
かの古き時代に神の命(めい)を担(にな)って地上へ下りた使者とその世代に語りかけたのと同じ声が、今そなたとそなたの世代に語りかけているのです。いつの時代も同じなのです。
神は今も昔もまったく同じように人間を扱われます。すなわち、より多くの光、より高き真理へ導こうとされているのです。その神の声にしたがうか否かは、人間の意志に任されます。
神を求める崇高な志をもつ者にとっても、古いもの、それまで親しんできたもの、歴史あるものには棄てがたい魅力があり、それがひとつの関所となります。その最初の迷いの中で、彼らは古いもの、大切にしてきたものを全て葬り、新しいもの、未知なるものを受け入れねばならないことを悟ります。
それはひとつの死を意味するかに思えます。しかも、人間は死を恐れます。確かに、それはまさに死です。しかし、生へ向けての死なのです。暗い墓場を通り抜け、生と希望へたどり着く通路なのです。
肉体の死によって霊がその束縛から放たれて自由になるように、古い信仰の束縛から解放された魂は、自由の世界へと飛躍します。それはまさしくイエスの言える、唯ひとり間を自由にする“真