【8/18】モーゼスの「霊訓」(上)《参考資料》 https://akito-takizawa.com/2024/08/18/spirit_teachings_jo_240818/
(3)霊団の身元
本文でインペレーターも繰り返し述べているように、霊の地上時代の身元を詮索することは、単なる好奇心の満足になるだけで、それによってその霊に対する信頼性がいささかも増すものではない。だからこそ、シルバーバーチ霊などは六十年間ほぼ週一回の割で出現しながら、ついに地上時代の名前も国籍も明かさなかったわけである。
とは言え、興味の対象であることには違いないので、おもな霊の地上時代の名前を紹介しておくが、これはみずから明かしたのではなく、モーゼスのしつこい追求にあって、霊団の他の霊が「実はあの方は…」という形で漏らしたものである。
インペレーターは紀元前5世紀のユダヤの予言者で、旧約聖書の“マラキ書”の編纂者マラキ Malachi(マラカイとも)。
レクターは初期キリスト教時代のローマの司教だった聖ヒポリタス Hippolytus。
ドクターは紀元2世紀ごろのギリシャの哲学者アテノドラス Athenodoras。
プルーデンスは新プラトン主義哲学の創始者プロティノス Plotinus。
その他、本書に登場していない人物で歴史上に名のある人物としてプラトン、アリストテレス、セネカ、ア