【7/15】霊界通信 ベールの彼方の生活 4巻 「天界の大軍」篇 3 キリストについての認識の浄化 https://akito-takizawa.com/2024/07/15/the-life-beyond-the-veil-vol-4-240715/
やたらと勿体(もったい)ぶったタイトルと属性ばかりが目につき、響きだけは大げさで仰々(ぎょうぎょう)しくても、内実はキリストの真の尊厳を損なうものでした。
– 例を挙げていただけませんか。
キリスト教ではキリストの事を神(ゴッド)と呼び、人間を超越した存在であると言います。これは言葉の上では言い過ぎでありながら、その意味においてはなお言い足りておりません。キリストについて2つの観点があります。
1つの観点からすれば、キリストは唯一の絶対神ではありません。至尊至高の神性を具えた最高神界の数ある存在のおひとりです。父と呼んでいる存在はそれとは別です。それは人間が思考しうる限りの究極の実在の表現です。従って父はキリストより大であり、キリストは父に所属する存在であり神の子です。
しかし別の実際的観点からすれば、吾々にとってキリストは人間が父なる神に帰属させているいかなる権能、いかなる栄光よりも偉大なものを所有する存在です。キリスト教徒にとって最高の存在は全知全能なる父です。この全知全能という用語は響きだけは絶大です。
しかしその用語に含ませている観念は、今