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【4/19】霊界通信 ベールの彼方の生活 3巻 「天界の政庁」篇 6 “過ぎにし昔も来る世々も” akito-takizawa.com/2024/04/19/
(*マタイ6・34。“この故に明日のことを思い煩(わずら)うな。明日は明日みずから思い煩わん。1日の苦労は1日にて足れり。”)

具体的に説明してみよう。たとえば科学に関する書物が必要になったとします。するとまず“科学”を基調とする界層の霊団が内容の概略を考える。それが“愛”を基調とする界層へ届けられます。そこで和(やわ)らかい円味(まるみ)を吹き込まれ、こんどは“美”を基調とする界層へ送られます。

すると調和と生彩を出すための解説が施され、それがさらに地上人類の特質を研究している霊団へ送られます。その霊団は内容を分析検討して、それを地上へ届けるのに最も相応(ふさわ)しい(霊界の)民族を選択します。選択すると、最終的に託すべき界層を慎重に選ぶ。

と言うのは、仕上げとして歴史的事例を付加する必要があるかも知れないし、詩的風味を注入した方がよいかも知れないし、もしかしたらロマンス精神を吹き込む必要があるかも知れません。

かくして、ただの科学的事実として出発したものが、地上にたどり着いた時は科学的論文となっていたり、歴史的梗概(こうがい)となっていたり、小論

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