父が命を絶って今日で5年。
自死遺族として気持ちが整理できてないまま今日まで生き延びてしまった。
ただ言えることは、近しい人の喪失と命の重さを経験したからこそ、今ある命を尊び、生存を脅かす暴力に反対していくことが私にできることだと信じています。
先日輪島にボランティアに行った際、受け入れてくださったのが「輪島セントラルキッチン」だったのですが、今回イスラエルによって犠牲となった「ワールド・セントラル・キッチン」がまさにその母体であることを知りました。
まさかこのような形で自分がパレスチナと繋がることになるとは…。
日本もパレスチナと無関係ではないし、石川県も、そして輪島もまたパレスチナと繋がっている。そして自分も国際社会の一員であることをこれでもかと痛感させられている…。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2024/04/post-104156.php [添付: 8 枚の画像]
ジョナサン・グレイザー『関心領域』を試写にて鑑賞。
アウシュヴィッツ収容所の隣で裕福な暮らしをする家族の日常を描く。彼らの生活は当たり前のように虐殺と搾取の上に存在し、家族が戯れる風景に入り込む収容所の煙突から煙が立ち上り、呻き声が響く。
パレスチナで今起きていることを含め、自分も誰かを踏みつけながら生きていることを突きつける作品。
ユダヤ人であるグレイザーのアカデミー賞受賞スピーチも合わせて鑑賞してほしい。
被災地の写真
震災以降、初めて輪島に入り炊き出し支援をしてきました。
報道で見るよりも状況は酷く、仮設住宅の建設現場以外で重機はあまり見られませんでした。
写真ではなかなか凄惨な様子が伝わりづらいのですが、この現状が少しでも多くの方に届いて支援が広がることを願っています。 [添付: 7 枚の画像]
SAPPORO POSSE氏によるZINE『HYPERTEXT』が到着。
パラパラめくってみただけですが、情報量、内容、デザイン、どれをとっても想像をはるかに上回っていて舌を巻いてます。
2000円の支援でこのリターンはデカすぎます…。
私が持つZINEの概念を覆されました…。
すごい。最高…。
https://twitter.com/searcherj/status/1753238879900201402?s=46&t=Rwjurg3CYdxNkA1WwqpgPg
こちらのポストにある尹奉吉殉国碑は、現在保守系の方々が土地を与えた金沢市に対し撤去の要請と裁判の準備をはじめています。群馬の森のこともあり、勢いづく事が予想されます。
少し前にこの碑のことも絡めてエッセイを書きました。今こそたくさんの人に読んでもらいたいです。
『生き延びるための抵抗』(100円)
https://note.com/zaigen/n/n6d275da8740d
ZINE『SCRAPS Vol.1』私の手持ち在庫は残り5部となりました!!
10月1日に「スナック社会科 meets 絵本のこたち 企画# 02『プラットフォーム資本主義を解読する』を解読する」で販売しいただきますが、しばらく増刷の予定はないので、今のうちに是非お買い求めください!
エッセイ/映画評/書評などを書いてます。
『NOBODY』『福音と世界』他。
仕事の依頼はjaewon.kim222@gmail.comまでお願いします。
初ZINE『SCRAPS Vol.1』販売中です。