『ファストフード店の住人たち』をJAIHOで再見。最後にみんなが幸せにならない辛い話。話が始まるときより状況良くなったのは、ゲーム🎮大好きのあの子だけでは?ほかは、ごく小さな子に至るまで、人生の重荷を背負ったまま歩いて行く。辛いことは辛い。
香港で2020年公開、日本では映画祭で2019年に上映。つまり2019年に撮影したということよね。2019年。
夜のひとけのない街のシーンが結構多い。
アーロン・クォック演じる博哥は、以前は金融業界でならしていたが今は落ちぶれている。でも彼は、まわりのファストフード店の住人にたくさん「投資」をしたよね。明らかな好転はなくても、なにかしらを植え付けていったはず。世の中は引き続き厳しいけれども。
…ということで、おすすめです。
頑張ってこれを2019年に作った人たちに敬意を払います。
ちなみに、ノラ・ミャオ様が出演の場面のロケでは、ここのネオン(これじゃなくて、壁面についてる方)が映ってました。
「裕珍樓」て店のネオン看板。旺角道にあり。
いや、撮影、2019年の可能性、てことですね。映画が公開するまでは時間かかる時あるから。