【ほぼ百字小説】(5602) 夜中、物干しが明るいのでガラス戸を開けてみると、月が出ていた。満月。それはピンポン玉ほどの大きさで、水を張った盥の真上に浮かんでいる。水の底では、亀が石のように冬眠している。月の夢を見ているのだろう。#マイクロノベル #小説
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