【ほぼ百字小説】(5531) その海辺の町が終点で、駅前でリュックを背負って宿を探しているところに声をかけられ、その家の離れに十日ほど滞在した。砂浜はあったが波が高くて泳げなかった。ベッドに寝転んで少しずつ火星年代記を読んでいた。
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