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【ほぼ百字小説】(5530) 今夜も火星の欠片を拾いに行こう。会社帰りによくそう思った。火星の欠片が散らばる丘への通路は乗り換え駅の高架下にあった。長い歩道橋と同じ高さのプラットホームに立つ人々は、夕空に浮かんでいるように見えた。

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