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【ほぼ百字小説】(5439) 幽霊の缶詰を持っている。幽霊はその金属を透過することができないから、缶詰にできるのだ。何の幽霊なのかは開けてみるまでわからないがそれでも、自分はいつでも幽霊を出せるのだと思うと、心がすこしは休まる。
 

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